宅配食事利用者の口コミ
便利な印象がある宅配食事ですが、実際に利用している人の体験談などはブログなどでも書いている方もいますよね。
こちらでは実際に宅配食事を利用している方の口コミを集めてみました。
利用している方の年齢層や性別は様々ですがやはり在宅での食事療法が必要になった方や食事の準備を負担に感じる方が多く利用されているようです。
筆者自身の体験談もお伝えしています。
宅配食事の体験談・口コミまとめ
在宅介護を始めてからまず最初に躓いたのは、介護食を自宅で用意する事でした。
減塩だけでなく、たんぱく質の摂り方も気にしながら栄養バランス良くといった内容が栄養指導を受けていても正直、できているのかわからなくなることばかりです。
身の回りのお世話をしながら毎日食事の用意をするのが苦痛に感じることも。
ある時自宅に来てくださっているヘルパーの方に宅配食事を利用してみてはと言われたのが最初です。またヘルパーさんが行っている他の方のご家庭でも利用されていると伺い宅配食事を一度利用してみました。
初めは制限食ということもあり本人の好みよりも少し薄味だったようですが、宅配サービスを様々な企業や個人会社でも扱っていることが、その後実際に宅配食事サービスを受けているという友人より教えてもらい、数カ所の宅配食事サービスを利用してみました。
電話での注文もできるので、私でも難しいことはありませんでした。
会社によって色々な心遣いがされており、現在では今週の献立が楽しみな程になり、体調もきちんと管理されていると先生からもねぎらいの言葉を頂きました。
また他に食事で悩んでいらっしゃる方には宅配食事サービスを薦めています。
介護の負担面からしても体調管理に関しても負担を減らせるというのは今の生活ではかなり助かります。いつまでも楽しい食事での健康管理が行える事が魅力です。
(60代 女性)
※個人の体験による感想です。
一人暮らしの母が認知症と言われてから、やかんを水を入れずに火にかけるなど、火元の面でも不安が多くなってきていました。
そんな状態で毎日の食事となると、難しい面があります。そんな時に娘がインターネットで見つけてきてくれたのが、宅配食事サービスです。
食べることは大好きな母ですので、冷凍の惣菜に最初は不安でしたが、私も食べてみて美味しいと感じられたのが、続けられている理由です。
電子レンジで温めるだけで準備ができますが、決して寂しい食事にならないのが良いですし、噛むチカラが弱まってきた母でも食べやすい調理なのも良いですね。
仕事が忙しくなかなか会いにいくことのできない私にとっては料理の面も、配達で人と会うという面も良いと思いました。
(50代 男性)
※個人の体験による感想です。
3人目の出産したとき、産後の2ヶ月間、宅配食事を利用しました。
上の子の学校の関係で里帰りすることができずに自宅で過ごしたのですが、産後の大変な時期に正直主人のことまで気が回らないと感じてお願いしました。
産後にお手伝いしてくれる人がいないと一番大変なのが食事作りです。買い物も思うように行けないし、赤ちゃんの体調を考えると難しいことばかりです。
そんな中でも主人や食べ盛りの上の子供たちの食事が心配でした。ヘルパーや家事代行を利用すると割高だなと思い、まずは食事をということで宅配食事にしました。
色々迷ったけど食材配達より出来上がった食事を届けてくれる健康三彩という会社を選びました。和洋中の様々なメニューがあるしホットサンドなどの軽食もあり、赤ちゃんが寝ている間のちょっとしたタイミングでお腹を満たせるのも良かったです。夕食のみの利用でしたがそれだけでも随分助かりました。
(30代 女性)
※個人の体験による感想です。
車がないので、買い物に行くのもだんだんきつくなってきました。その点、宅配食は買い物の量が減らせるので良いですね。
宅配食の中でも「わんまいる」という会社は自分で作る和食よりも美味しかったです。
わんまいるは他の宅配食事の店とは違い、まず原材料にこだわっている印象です。全国各地のおいしいと評判の野菜を厳選し、中には流通にめったに乗ることのない食材も扱っているので自分では思いつかない献立も多いです。
また、調理方法もどうすれば一番おいしく食べることができるのかを考えて調理をしているので、50代の自分でも美味しいと感じられます。
栄養バランスも良いですし、塩分・カロリーが控えめなのでヘルシーです。取り扱っている商品はお弁当だけでなく、惣菜の単品や地域の名産品、スイーツ、ご飯の供などいろいろあり、注文で選ぶ楽しみもあります。全国のご当地グルメを食べることもでき、食の楽しみも広がります。
遠出がしにくい私には嬉しいサービスです。
最近ではメディアにも注目されているようです。人気や評判も高まってきているように感じます。毎食作るのは大変という時にも、利用したい時だけ宅配食事を利用するとだいぶ楽になると思います。
(50代 女性)
※個人の体験による感想です。
妊娠中から宅配食事を利用した体験談
妊娠がわかってから健康に気を使うように先生からアドバイスをもらいました。私は貧血気味ということもあり、栄養面はしっかりと考えていく必要があったのですが、最初の難関がつわり時期です。それによって料理をするのにもニオイなどが気になってしまい、体調も悪く食事作りが出来ない日が増えてきました。
妊娠中も仕事をしながらの生活でしたので、夕方に帰って食事を作るというのが本当に苦痛でした。
そこで主人が気を使って探してくれたのが、宅配食事です。食材宅配も見つけてきてくれたのですが、料理をする負担を減らそうということで、レンジで温め、湯煎で温められる宅配食事を利用しました。
私はつわり時期でしたので、食べられるものと食べられないものがありましたが、主人は味については満足できていたようです。
その後、つわりが落ち着いたので一旦宅配食事はお休みしましたが、その後お腹が大きくなってくると腰痛と貧血に悩むようになりました。
他にも妊娠中・後期にありがちな便秘など初期とは違う悩みが多かったです。野菜などをしっかりと摂らなくてはと思うのですが、料理が大変です。
そこで再度、宅配食事を利用することに。出産から産後の私の里帰りが終わるまで、主人の好きな宅配食事をいくつか順番に注文していました。
そんな使い方もあってか飽きずに毎週色々な特色がある料理が食べられたのと、塩分も控えめでしたので、むくみが気になる私にも嬉しい内容でした。
無事に子供を出産しましたが、産後は寝る時間も中々取れないので、その時期まで続けていました。
少し落ち着いてからは夕食宅配や食材宅配を利用しながら、主にミールキットを週に何度か利用して育児中の家事負担を減らしています。
もちろん、自炊の方が食費は安く済ませられますが、それに伴う買い物や食事作り、後片付けといった面を妊娠・出産後に行うのは大変でしたので、利用を勧めてくれた主人には感謝しています。
主人としては自分で料理が得意ではないから私にご飯を作ってあげられない申し訳なさもあったと後になって話してくれました。
おかげさまで産後に心の余裕が無い時期も乗りきれて今は、2才になった息子との生活も頑張れています。
宅配食事の使い方は1社をずっと続けるのではなく、何社かをうまくローテーションしながら使い、必要な時だけ利用するのが食費を抑えるポイントです。
毎食作るのが大変な方でなければ、7食2人分を注文しておけば2週間くらいの中で食事作りがしんどい時に役立ちます。
栄養バランスも良いので、普通の冷凍食品よりも健康にも嬉しいです。
これからも宅配食事を活用して良い意味で手を抜いて自分の時間を作りたいと思います。
※筆者の実体験による感想です。